2019年4月7日日曜日

GTウィング トランク補強




どうも。レイです。
私の希望でセンターマウントにしたのですが、見た目はいいにしても安定性が皆無です。しかもトランクもおそらくべこべこに凹んでしまうことでしょう。

手間をかけないでGTウィングを付けるならばウィングベースをもっと両端に配置してトランクの縁かクォーターパネルに固定してやるというのが手っ取り早くて効果も期待出来ると思います。

しかしセンターマウントが譲れなかったので、しっかりと補強をしてトランクもべこべこにならないように、そして効果もしっかり出るような補強を自分なりにやっていきます。



2019年3月29日~4月2日施工







まずはウィングベースとトランクを挟んでトランク内に付けるのはこの2.5mm厚のアルミの角パイプです。









これをこうして









こういう感じにしてやります。
ウィングベース側はM6で穴あけ手前側は10mmソケットが入る分だけ穴を開けてあげれば良いです。今回私が使ったホルソーサイズは18mmです。







あとはトランク内に一度入って距離など角度の採寸。これは正直面倒くさいです。かなりの回数行いました。



最後の微調整はこの鋼製束で行います。


あとトランク内に入ってどうやってでるんだ?と思う人もいると思います。下記の写真に写ってるトランク開閉のロッドがあります。こいつを横にスライドさせればトランク内からでも開けることができます。しかしトランクの鍵穴にキーが刺さっているのが条件です。キーをさしておかないとロッドがスライドしません。


ちなみに一度ロックが開錠できなくて家内に開けてもらいまいした。

開錠できなかった理由は恐らくキーリングをついていたのが原因で、それがトランクの縁あたりに引っかかってキーが回らなかったのだと思います。もし、このようにトランク内に入りたいという方がいましたらキーは単体で差し込んでおきましょう。キーホルダーやキーリングは思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。。。







大体の角度と距離がわかった早速材料を揃えてトランク補強バーの製作です。






もう、10回近くはこの部屋に入ってます。狭所恐怖症の方は注意。

私は狭いとこは案外大丈夫なので問題ありませんでした。








3mmの鉄板を買ってきて純正トランクバーに載せます。ここを土台として作っていきます。





早速土台作り。

補強としてアングルを溶接します。




サイドはこんな感じで補強。





こんなもんでいいでしょう!

結構強度がでました。私が乗ってもしなったりはしませんでした。




角度を見たりする為何度も仮合わせ。






土台が仮で固定できたのでこっからパイプで高さを調整します。




32Φのパイプをビバでかってきました。大体純正トランクバーが32Φくらいなんで同じくらいのやつを溶接します。




寸法を最後にもう一度測って間違いなければ溶接していきます。




その前に鋼製束を載せる台を先に溶接しておきます。






それにしても最近あつくなってきたでござる。





あとは鋼製束を仮固定して仮合わせしてみます。

結局鋼製束の上に更にトランクの傾斜分のスペーサーや振動音防止のゴム板を挟むのでそれも計算しておきます。




大体この厚み分ほどトランクに角度が付いているので、何を細工をしてやらないとです。




とりあえず純正トランクバーに溶接しちゃいます。





こんな感じで溶接していきます。




ここも角度ミスるとあさっての方向に向いてしまうので、要確認




裏側はこんな感じでいいかな。





表も同様に。





ほんとはアルミで作りたかったけど交流TIG溶接機高くて買えなかったので、鉄でつくりましたが、めっちゃ重いってほどでもないです。




さて、一度つけてみてあとは角度調整かな。












そしてまた、ひきこもりになります。



こっちは22mm




こっちは20mm





L字アングルで角度調整します。




ふーむ。

切っては削ってを何回もしてるんでガレージが鉄粉だらけ。




あとはこの上に板溶接すればいいか











板を切り出してきました。これも3mm厚です。





うむ
角度もまあまあかな。





だいぶ形になってきました。あともう一息です。






あとは位置出しして間違いのないよう溶接していきます。





スパッタがネジ山に飛ぶと厄介なので、なにかでネジ山を養生しておくといいです。






位置出ししてと。

この鉄板もビバで買ったんだけど、なんか溶接しにくいとおもったら、これ塗装されてます。わかりにくい。

見た目だけなら地金でてるようにみえるけどそうではありません。しっかり地金をだしてあげましょう。

















溶接完了です。




取り付けて確認します。

溶接すると地味に歪んだりするので注意です。私もミスって熱をかけすぎた部分があってちょっと歪んだ部分がでてしまいました。




バイスで挟んでフルパワーで曲げて直しました。






あとはこの上に振動音防止のゴム板を固定します。













奥の黒い柔いゴムでもいいけど、それだとダウンフォースが僅かに逃げそうだったので手前の緑っぽいウレタンゴムを使用します。





こいつ硬度90規格なのでカッターじゃ、とてもじゃないけど切れませんw

サンダーで切断しました。それでやっとこさって感じです。




あとは位置をがっちり固定して穴あけします。





鉄板側にネジをきります。





あとはビスの頭分大きめの穴をあけます。




この角度ならわかるかな?






こんな感じで固定します。






出っ張らない程度に穴は調整します。貫通させてしまうと意味がありませんので注意

浅すぎるとビスが出っ張ってトランク裏のアルミ角材にあたってダメなのでうまいこと調整します。




あとは取り付けしてまた確認します。ここまで来るとほぼ調整はできませんが。





位置も大丈夫そうなのでここで鋼製束を動かないようします。それともうちょい補強します。




鋼製束だけだと真ん中のロッド部だけで支えていて不安なので後ろにナナメに補強を入れてやります。




20Φくらいのパイプを溶接してやります。これでガッチガチになります。鋼製束はもう調整できませんので、高さの調整を厳しく行っておきます。





ふー
つかれた。


だがこれでフレームにダイレクトに力がかかるので効果に期待。





最後のトランク内生活。











私がウィングステーにぶら下がっても全然余裕です。

あとはサーキットや高速で一回試してみたいなー




リア周りの空力パーツ二つも追加したからアンダー傾向になっちゃうかなぁ。

とりあえず楽しみだな!!!























ホットポンタ


この意味わかる人いるかなw







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